論争・少子化日本
中央公論新社 刊
発売日 2001-05
価格:¥714(税込)
多様な意見の集成、これ1冊で少子化がわかる。 2004-09-09
本書は少子化について21人が思うところを書いており、さらに「平成4年度国民生活白書ー少子化の到来、その影響と対応」をまとめた編者の川本氏が最後に解題として、まとめとその他の論点を書いている。21人は学者(竹内靖雄)もいれば女優(紺野美沙子)もいる。少子化を憂う人もいれば(高山憲之)、少子化を歓迎する人もいる(高橋英之)。特に私が面白かったのは山田昌弘「パラサイト・シングルが日本を滅ぼす」である。「パラサイト・シングルは、男女を問わず家事の経験がほとんどありませんから、何もできないんですよ。そのうえ、男性は専業主婦の母親に育てられたために、家事はすべて女性がするものだと思い込んでいる。したがって、結婚したとたんに、家事の負担が妻にのしかかってくるんです。今までやったことのないことを、毎日しなければならないというのは、苦痛以外の何ものでもないでしょう。」という一節は大変説得力があった。少子化対策としては、働くお母さんを助けようという論者が多いが、一方で長谷川美千子「してはいけないジェンダーフリー」では男女共同参画基本法に危惧を表明している。また中村洋一氏は少子化が進んでも、民間の貯蓄超過が政府の投資超過を上回って、日本経済全体として貯蓄がやや余るというマクロ経済バランスの予想をあげている。こういう見方も非常に重要だと思った。樋口廣太郎氏(アサヒビール名誉会長)は日本の若い夫婦に「子供を何人産みたいですか?」とアンケートをとると、平均2~3人くらいだが、実際の出生率は1.34ということで、このギャップを埋めるための対策をまずとらなければならないとしている。編者も同意見だが、これが第一歩となると思った。
不況のせいでは・・・ 2003-05-27
少子化問題を突いた本です。これもPROから「読め」と天啓を得て読みました。しかし、これだけの消費時代に、不況の嵐で、どう子供を育てるんだ??と、考えさせられ、手の打ちようが違うんだな!と考えさせられました。とりあえず、景気が回復しないと、子供なんかつくってらんないよ~国力の低下をまじまじと予言している一冊です。
さらに詳しい情報はコチラ≫
この記事は2006/6/6に作成しました。
このサイト「土地ネット」は土地の情報を豊富にそろえています。土地に関する書籍はひととおりそろえてますので、ぜひご活用ください。
テレビショッピング
TVショッピングの動画です。面白いものを集めました。これを見てもインターネット通販の勉強にはなりませんが、息抜きにどうぞ。
セルのテレビショッピング
このサイト「土地ネット」は、アマゾン(Amazon)、楽天のアフィリエイトシステムを使って商品を紹介しています。アマゾンで購入する場合には、1500円以上は送料無料(カードを使えば、振込手数料も無料)です。楽天で購入する場合には、通常は送料・振込み手数料がかかりますが、店舗によって条件が違いますのできちんとお確かめの上ご購入ください。